2013年 03月 30日
『菊地みゆきふくろ展』ぶじ終了しました

今年の『菊地みゆきふくろ展』に出品されたふくろは40数点。
それを1週間の会期中にほぼ完売し、ぶじ終了しました。
おおぜいのお客さまに足を運んでいただき、
そしておおぜいのお客さまにお買い上げいただき、
ほんとうにありがとうございます。
今年で7回目となるみゆきさんの『ふくろ展』。
会期中は、いつもみゆきさんがひつじ屋にいてくださって、
店を訪れるお客さまの応対をしていただいています。
十色屋の常連さん、みゆきさんのお友だち、そして初めてのお客さま、
どんな方にも分けへだてなく、ご自分の作品について心を込めて説明される姿に
いつも感心させられます。
毎回すこしずつ「冒険」をしながら、
でもいちばんおおもとの「作風」はゆるぎなく変わらず、
ひと目で「みゆきさんのふくろ」と分かる
素朴で美しい作品を作り続け、
地道にファンを増やしてきたみゆきさん。
今年も楽しく豊かな時間を過ごさせていただきました。
(ここでは公開できない面白話満載の『みゆきワールド』も堪能!)
ありがとうございます。

☆「十色屋さんのブログを見て来ました」という方がたくさんいらっしゃいました。
人気ブログ『水晶山きまぐれカバン店』はこちら http://kimaguremiyuki.no-blog.jp/toiroya/
2013年 03月 25日
『菊地みゆきふくろ展』ありがとうございます

土曜日に始まった『菊地みゆきふくろ展』
おおぜいのお客さまにおこしいただき、ほんとうにありがとうございます。
おかげさまで今年も大人気、
すでにほとんどのふくろが「売約済み」になっておりますが、
会期中すべての作品を展示しておりますので、
どうぞ見にいらしてくださいね。
写真は、今年最初のウーファーさんモリー(from USA)と菊地みゆきさんです。

ふくろ展 その七
十色屋 菊地みゆき
2013年3月23日(土)~3月29日(金)
ひつじ屋ギャラリー(入場無料)
8:30~18:00 ※27日(水)はお休みです
★みゆきさんのブログ『水晶山きまぐれカバン店』はこちら















































2013年 03月 22日
菊地みゆき『ふくろ展』只今搬入中!

速報!十色屋菊地みゆきさんの『ふくろ展 その七』只今搬入中です。
出品総数45点!今年も新作いっぱい、春いっぱいのにぎやかふくろ展、明日開幕です。
どうぞおたのしみに。
ふくろ展 その七
十色屋 菊地みゆき
2013年3月23日(土)~3月29日(金)
ひつじ屋ギャラリー(入場無料)
8:30~18:00 ※27日(水)はお休みです

2013年 03月 20日
菊地みゆき『ふくろ展その七』

十色屋菊地みゆきさんの『ふくろ展』、いよいよ今週の土曜日にはじまります。
ふくろ展 その七
十色屋 菊地みゆき
2013年3月23日(土)~3月29日(金)
ひつじ屋ギャラリー(入場無料)
8:30~18:00 ※27日(水)はお休みです




































これで7回目となる『ふくろ展』。
思えば長い道のりであった。
小学1年生だった子どもは中学1年生になっているだろう。
中学1年生だった子どもは大学生(or浪人or社会人orその他)になっているはず。
45歳だった大人は51歳になったのか。
課長島耕作だって、いまや社長だ。(推定)
みゆきさん、ことしもよろしくおねがいいたします。
そして、お客さまのみなさま、おまちしております。
2013年 03月 17日
春の定番『ヨーグルトとカルダモンのラッシィ』

安曇野はすっかり春になりました。
その陽気に合わせ、カフェのメニューをこれから少しずつ変えていきます。
写真は「ヨーグルトとカルダモンのラッシィ」。
カルダモンの香りがヨーグルトの酸味とマッチして、
さわやかな飲み物に仕上がっていると思います。
カルダモンは、世界で最も古いとされるスパイスのひとつ。
インド西部の町、ジャイプルに有名なラッシィ屋さんがあって、
そこの味をお手本に何度も試作をしてレシピを作りました。




簡素に暮らし、豊かに思考する。そんな理想の追求を、
人はひとたび日々の暮らしの中で欲を膨らませたとたん、捨て去ってしまう。
人の本当の幸せは、満足することにあるのに。(マハトマ・ガンディー)
2013年 03月 12日
ルアンパバンのカフェにて

ビエンチャンからルアンパバンに向かったバスは、
夜中の2時すぎバスターミナルに到着した。
中心部まで歩き、途中で迷ってトゥクトゥクのお世話になり、
大きな寺院の脇にある店の前に置かれたベンチでしばらく寝た。
空が明るくなり始めた頃に再び歩き、屋台風の食堂を見つけて朝ごはんを食べ、
有料トイレ(2000キープ≒20円)で歯を磨き、顔を洗ったらさっぱりした。
それから町なかを歩き、雰囲気の良さそうなカフェ(Cafe Ban Vat Sene) を見つけ、
注文したのが「Lao Ice Lemon Tea」です(写真)。17000キープ≒170円。
外の道路に面したオープンスペースに並ぶ白いパラソルがちょっとオシャレ。
旅先では、町を歩き、カフェに入り、何か飲み物を頼み、
日記を書いたり、手紙を書いたり、本を読んだりする。
いつも、お正月にいただいた年賀状を持ち歩くようにしていて、少しずつ返事を書いていく。
相手の顔を思い浮かべながら、ポストカードや切手を選ぶのも楽しい。

2013年 03月 10日
ビエンチャンより

ビエンチャンは、私が今まで見た首都のなかで、
もっとも首都という言葉が似合わない、こじんまりとした町だ。
東南アジアのどこにでもいる客引きはひとりもおらず、
町の中心でトラックを降りてもしーんとしている。
舗装されている道は大通りだけで、あとはみな未舗装の赤土。
行き交う車もなく、バイクの群れも自転車もなく、たいへん静か。
(角田光代「旅と年齢」より)
というほどではもうなかったけれど、
ビエンチャンは首都というよりも、都会から離れたリゾート地のような町でした。
こじんまりと静かで、人も車も少なく、ゆっくりと移動しているように見える。
高さを競うような建物は見えない。
気温は最高30℃くらいだろうか、ちょうどよい温かさに感じられる。
乾季のせいなのか湿気が少なくさわやかで、
ゲストハウスのベランダに干した洗濯物がよく乾くこと。
上の写真は『ビエンチャンの凱旋門』と呼ばれる「パトゥーサイ」の展望台からの眺めです。
ビエンチャンに着いたのは、あと10日ほどしたらバンコク発の飛行機に乗り、
帰国しなければならないという頃。
この後、
①ビエンチャン→国境越え→ノーンカーイ(タイ)→バンコク
②ビエンチャン→国境越え→ノーンカーイ→チェンマイ(タイ)→バンコク
③ビエンチャン→ルアンパバン(ラオス)→ファイサイ(ラオス)→チェンコーン(タイ)→チェンマイ→バンコク
のどれにするか迷った末、バスに乗ってルアンパバンに移動することにしました。

あなたの身にまとわりついた物を、捨てなさい。
持ち物を捨てれば捨てるほど、
あなたの魂の表面から所有欲という曇りが消え、
その魂は真実の輝きを取り戻す。(マハトマ・ガンディー)
2013年 03月 09日
レンタサイクルの配達に行く

今年初めて、レンタサイクルの配達に出かけました。
軽トラに自転車を積み、向かったのはJR大糸線信濃松川駅。
ここで電車を降りるお客さまと待ち合わせ、
自転車の受け渡しをしました。
お客さまのお目当ては、安曇野ちひろ美術館。
その後、カフェやショップを回りながら、
ひつじ屋のある穂高駅前へ。
朝預けた荷物を受け取り、今夜は松本に宿泊するそうです。
安曇野はすっかり春めいてきました。
ここ数日の最高気温は15℃前後。
下界の道は雪もほとんど解け、
自転車に乗るのも気持ちが良い陽気になっています。
写真は、配達の途中で撮った1枚。
中央の富士山のような形の山が「有明山」、
その左隣、真っ白なところに「燕岳」(つばくろだけ)があります。
2013年 03月 04日
ラオスで炭火焼肉を食す

ラオスのラオスの首都ビエンチャンから北へ数百キロ、
ルアンパバーンに向かうことにする。
モーターサイ(オートバイのタクシー)に乗り、
市中心部から少し離れたバスターミナルに行く。
16:00発ルアンパバーン行きのチケットを買った。
ビエンチャンから8時間かかると聞いていたのだけど、
午後4時に出発して8時間てことは、着くの午前0時?まさか。
きっと途中でトイレ休憩とか晩ごはん休憩とか入れながら
朝6時頃着くように時間調節するんだろうなー、なんて思っていたら、
ちゃんと、でもないが午前2時過ぎ、ルアンパバーン到着。
一人取り残され、静まり返ったバスターミナルでしばし呆然。
いつの間にか乗客は皆どこへ行ったのか。
仕方がないので、ガイドブックに載っている地図を頼りに、
歩いて市街地をめざすことにする。
1時間も歩けば何とかなるだろう、とか考えながら。
しかし途中で道に迷った。
地図に載ったこの道がどの道なのか、わからない。
人気もなく、誰かに聞くことも出来ずにいたら、
運良くトゥクトゥクが通りかかったので、
慌てて呼び止め道を尋ねる。
結局このトゥクトゥクの運転手に
賑やかそうな地区にある寺院を適当に指定して走ってもらう。
そうして、その寺院に並ぶ店先(何の店か不明)のベンチにごろ寝し、夜明けを待つ。
だんだんと空が白んできて、人通りが少しずつ増え、
早起きの店が開くようになってから、
辺りをぶらぶら歩いているうちに見つけたのが写真の店です。
店先で炭火をおこし、串に刺した肉を焼いている。たぶん豚肉。
あまりに美味しそうだったので、ここで朝ごはんを食べることにする。
ラオスの主食はカオニャオと呼ばれる「もち米」。
このもち米を炊いたご飯と、炭火の焼肉。うまい。
これでビールがあれば最高だろうな。
昼間は飲まないけど。すぐ酔っ払ってしまうからねー。

2013年 03月 03日
ファランポーン駅より列車に乗る

タイの首都バンコクにあるファランポーン駅。
ターミナル駅というのは、旅情というのか、風情があっていいですね。
子どものころからの『鉄』としては、バスよりも列車、です。
ここは、何年か前にmasaさん(安曇野カンポンLIFE)のブログで
その存在を知ってから、いつか行ってみたいと思っていた駅。
http://kanponlife.exblog.jp/4248236/
これが初めてではないけれど、何度来てもうれしくなる場所です。
アジアを旅行するようになる前、
masaさんのブログを見ては、彼のように旅をしてみたいと憧れていました。
この駅から夜行列車に乗り、タイ北部の町ノーンカーイに向かいました。
3等車の固いシートに座り、おちおち眠ることも出来ぬままに13時間、
着いたころには背中はバリバリに・・・。
ノーンカーイ駅からしばらく歩き、
ラオスとの国境(メコン川)を越えるバスに乗り換えました。
今回の旅は、ラオスに行くことが目的のひとつ。
首都ビエンチャンに友人が住んでいて、
安曇野出身の彼とは、年に1回くらい彼の里帰りのときに
ひつじ屋で会っていたのだけれど、
いつかラオスで会いましょうと話していたのです。
その願いをぜひ叶えたかった。
ラオス側のイミグレーションに着くと、
すでに彼が待っていてくれて、顔を見たらうれしくなった。
異国の地で友人に会うというのは、なかなか味わい深いものです。

夕暮れ時、ヴィエンチャンよりメコン川越しにタイを望む。