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モンチョ!

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ツタヤでビデオを借りて、「蝶の舌」を観た。
これはいい映画ですね。(写真は主人公の少年 モンチョ)

【あらすじ】(Wikipedia 『蝶の舌』の項より)
1936年、スペイン、ガリシア地方の片田舎。
喘息持ちのモンチョは1年遅れて小学校に入学する。
人見知りをしてなかなか周囲に馴染めないモンチョに、
担任のグレゴリオ先生は優しく接してくれた。

グレゴリオ先生は決して生徒を差別しなかった。
子供たちに授業以外にも、人生のこと、知のことなど色々なことを教えた。
先生は、モンチョが蝶に興味をもったこと知り、一緒に虫取りに行く。
先生は、蝶の舌を見たいと願うモンチョに、顕微鏡で見せることを約束する。
知識欲、協調性、初恋…。
モンチョは先生の下で、確実に人間的に成長していく。

しかしスペイン内戦が勃発。
ファシストの勢力はこの地方にも及ぼうとしていた。
そして共和派である先生にもじわじわと危険が迫っていた…


『蝶の舌』(ちょうのした、La lengua de las mariposas)は1999年公開のスペイン映画。
マヌエル・リバスの同名小説の映画化。
監督はホセ・ルイスダ・クエルダ、出演はマヌエル・ロサノ、フェルナンド・フェルナン・ゴメス。
1999年スペインアカデミー・ゴヤ賞脚色賞を受賞。日本での公開は2001年。

という映画です。
先生役のフェルナンド・フェルナン・ゴメス、どこかで見たことあるなぁ
と思ったら、映画「ミツバチのささやき」(これも名作です)に出ていた。
ほかの登場人物、モンチョの両親、モンチョの兄アンドレス、モンチョが好きになる少女、そして中国人の女の子ネナ(卓球の福原愛に似ている)・・・、
みんないい。
You Tubeで、アンドレスとネナの名シーンをどうぞ。



この場面もそうだけど、音楽がまた特筆もので。
オープニング・クレジットの、モノクロ写真をバックに流れるところから、
すでに「これはいい映画だ」と確信します。そのくらいすばらしい。
フルート・クラリネット・ギター・アコーディオン・・・、哀しくも美しいメロディー。サイコー。


ひつじ屋の近くにある交番から、
盗難自転車の書類手続きでおまわりさんが来てくれた。
カウンターでペンを走らせていたら、
「ひつじ屋さん、ブログやってますよね。見てますよ」
と言われる。敬礼!
おまわりさんも「蝶の舌」観てねー。
by hitsujiya-azumino | 2009-02-03 19:11 | ひつじ屋日記