2008年 09月 15日
大きな虹を見た
朝、橋爪橋からの眺め。
日の出の時刻が、すこしずつ遅くなってきました。
写真は、5:20頃。
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同じとき、西の空には大きな虹が。
ぼんやりと見える、富士山のような形をした山は、有明山(ありあけさん)。
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その有明山を舞台にした八面大王(はちめんだいおう)の伝説が絵本になりました。
『大昔――。
安曇野はいちめん、
ふかい森林におおわれていた。
有明山の頂から、
はるか、かなたを見わたすと、
森と森がおりなす、
緑の樹海が、
はてしなく、
どこまでも、ひろがっていた。』
絵本は、こんな文章ではじまる。
童話作家はまみつをさんの文章、和田春奈さんの切り絵による挿絵、
どれもすばらしい。
郷土出版社 (長野県松本市)刊、1680円。
ひつじ屋でも販売しています。
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『緑の樹海』は、八面大王の時代ほどではないにしても、
いまも広がっています。
冬の寒い朝、安曇野汽船 さんの熱気球に乗ると、
樹海を見ることができます。
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