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列車を間違える

ひつじ屋は1月31日まで休業中です。
※「そば&茶屋 ふじもり」は営業します。(水曜日)


1月25日
深夜3時ころ、遅れていた列車に乗ったつもりが、
列車を間違えたらしい。
検札に来た車掌に指摘され、直後の駅で降りる。
車掌も一緒に降りて、切符を買いなおしたり、食事に連れて行ってくれたり
面倒を見てくれる。
1時間ほどのち、別の列車に乗り、ジャイナガールに向かう。

ジャイナガール駅からリクシャーに乗り、ホテルに案内してもらう。
ドミトリー。(なのに)150ルピー。
これで明日はネパールに行けるのだろうか?


1月26日
6:00AM、昨夜のリクシャーに迎えに来てもらい、
国境の向こうの『シェラハータウン』をめざす。

途中、イミグレーションオフィスが見当たらず、
このままネパールに行っていいものかと不安になる。

シェラハーに着いたところで、おおぜいの人にリクシャーを取り囲まれ
次々に質問をされる。
そこに「救世主」(あとでわかったのだけど)、 プラカシュ青年登場。
プラカシュは、おぐらやま農場の松村暁生さんにそっくりな顔をしている。
一瞬、松村さんがネパールまで助けに来てくれたのかと思う。

彼が、心配要りません、任せてくださいと言うので、
なにしろ「松村さん」だから、信用してついていくことにする。
近くの店(バンバンホテル)で朝食。プーリー(?)とチャイ。
彼がごちそうしてくれた。
そして、警察へ行く。
パスポートを見せ、国境を越えて来たのだが、
イミグレーションが無く、出国スタンプを押してもらえなかったことを説明する。
しかし、問題ないとの返事。このままカトマンズに行ってもよいと。
(ホントは問題ありだったのですが、とりあえずカトマンズに行くことはできました)

プラカシュも、ノープロブレムだ、カトマンズに着いたら日本大使館に相談したらどうか
と言うので、アドバイスに従うことにする。(インドに戻る気もしないし・・・)

プラカシュの経営するコンピューター学校を見学し、
床屋で、ふたり並んでひげをそる。

ブラカシュの家に行く。
両親と奥さん、そしてふたりの子どもたちにあいさつ。
ダルバートの昼食をごちそうになる。

町の中の学校や病院を案内してもらう。
プラカシュは、この町では「歌手」として有名らしく、
(それもまるで「松村さん」なのですが)
歩いていると、たくさんの人が声をかけてくる。
みんなプラカシュのことを知っているのだ。

カトマンズ行きのバスを予約してもらい、
乗ることになっているバスの
運転手(スラーワン)と添乗員を紹介してもらう。
彼らはぼくの友だちだから、困ったことがあれば相談するといいよ、と。
もう、なにからなにまで世話になって、プラカシュにはほんとうに感謝。

16:30カトマンズ行きのバスに乗る。
肩を抱き合い、再会を約束する。
ありがとう、松村さん。いやプラカシュ。

バスは、例によってネパール(インド?)歌謡全開でぶっ飛ばす。
視界に入ったクルマは、全部追い抜いていく。
途中のレストランでダルバートの晩ごはん。
添乗員の青年が、親切に面倒を見てくれる。

翌朝4:30カトマンズ着。
歩いてタメル地区に向かう。なつかしい。
まるで故郷に帰ってきたようななつかしさ。
by hitsujiya-azumino | 2008-01-29 01:15 | 旅の写真