2008年 01月 28日
ポカラからカルカッタへ
1月17日
朝6:00発のローカルバスで、国境の町ビールガンジへ。
15:30ビールガンジ着。リクシャーに乗り、国境越え。
イミグレーションオフィスに寄ってから、ラクソウルの町へ。
いよいよインドに入りました。
large 国境
ラクソウルの町には駅があり、鉄道が走っている。
イミグレーションオフィスの係官から
駅近くのなんとかというホテルを勧められたので
そこに泊まることにする。
しかし、これは失敗。
ホットシャワーもシーツも掛け布団も無いのに
375インドルピー(≒1050円)もする。
おまけに蚊の飛び回る音がうるさく、
となりの部屋からは、いびきの音も聞こえてくる。
さらに、しばらくしたら停電し、それっきり朝まで点きませんでした。
というわけで、いきなりインドの洗礼(?)です。
large
1月18日
ラクソウルの駅から列車に乗る。
気分は「鉄ちゃん」、インドの鉄道に乗るのを楽しみにしていました。
駅のインクワイアリー(案内所)で、
「パトナに行きたい」と言うと、目の前の列車を指さし、あれに乗れという。
他に、2回くらい乗り換えなければいけないようなことを言われるが
よく聞き取れず、切符の買い方もわからないので、とにかく乗ることにする。
しばらくしたら進行方向が逆になり、あせる。
途中の駅から乗ってきた中年男性の2人組に
パトナに行くのはこの列車でいいのかとたずねる。
すると、ムジャファルプールで降りて、ハジプール行きに乗り換えろ
ハジプールから、タクシーかテンプーに乗りパトナへ行け
と、紙に書いてくれる。助かった。
large パトナ
11:30ハジプール着。
リクシャーとバスに乗り、パトナへ。
銀行で両替をし、ホテルを探すが、
どこも満室で、いっこうに見つからない。
しかたなく予定を変え、夜行列車でカルカッタへ向かうことにする。
寝台の指定席を申し込むが、予約が取れず、
2等の乗車券のみ買う。133ルピー(≒360円)。
待合室の椅子に座っていたら、
前を通ったインド人(?)男性から、
「ホモセックスは好きか?」と聞かれる。げーっ。
21:00パトナ発、ハウラー(カルカッタ市内のターミナル駅)行きに乗る。
この夜行列車が超満員で、まいりました。
2等車はそういうものだということが、このあとだんだん分かってくるのですが、
とにかくものすごい混雑で。
3人掛けのイスに5人ずつ座っている。
そして、網棚の上(!)にも、床の上にも、とにかくあらゆるところに人が寝転がっている。
親切な青年が席を詰めて空けてくれるまで、
少々びびりながら、ずっと立ちっぱなしでいました。
その混雑の中を、物売り(物乞いをふくむ)がどんどん入ってくる。
食べ物、飲み物、新聞、くつ下、その他いろいろ。
チャイをたのんだら、とてもおいしかった。3ルピー(≒8円)。
けっこう寒い。気温は5℃くらいではないか。
しかし、インド人は平気。ほとんどの人が裸足にサンダル。
列車の窓は開けっ放しである。
1月19日
朝7:30ハウラー着。
ターミナル駅というのはいいですね。
「旅情」のようなものを感じます。
日本なら、上野駅とか下関駅とか。
以前masaさんのブログに載っていた
タイのターミナル駅の写真を思い出しました。
large フーグリー河
駅のすぐ前を流れるフーグリー河のフェリー乗り場に行く。
河の向こう側にカルカッタの中心部があり、そこまで船で渡るのだ。4ルピー。
船が向こう岸に着き、歩いてサダルストリートをめざす。
きょうからカルカッタです。
large ビールガンジ行きのバスに乗っていた女の子
large チトワン(ネパール)
large リクシャードライバー(ラクソウル)
large 宿のトイレ(ラクソウル)
large パトナ
large ハウラー駅(カルカッタ)
large カルカッタのポスト