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ひつじ屋旅日記

カフェ&レンタサイクル 安曇野総合案内所 ひつじ屋


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1月5日、旅の3日目。
出雲市5:55発→益田9:11着、益田9:51発→東萩11:14着。
列車に乗っているのは、高校生とお年寄りが多い。でもまぁ、ガラガラ。
4人がけの座席をひとり占めして、のんびり日本海をながめる。
青春18切符で山陰本線。旅をしているという気分をたっぷり味わえます。

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旅の目的地のひとつが萩だった。
レンタサイクルの盛んな観光地として有名なところなので
どんなふうに利用されているのか、サービスや貸し出しシステムがどうなっているのか、見たかった。
しかし、この日は朝から雪の舞う天気で、とても自転車を借りる気にならない。
何軒かあるレンタサイクル店もほとんど閉まっている。
安曇野に限らず、冬の寒い季節は自転車の利用は少ないのだろう。
萩は、修学旅行で訪れる中学生・高校生が多いようだから、
春から夏が大きな稼ぎ時なのだと思う。自転車を700台(!)持っている店もあるというし。
700台も自転車があったら、手入れが大変だろうなと思う。
1台を10分で済ませたとしても、700台あれば7000分(=約5日)。
置き場所だって半端な広さではないだろう。ひつじ屋には真似のできないスゴさである。

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市街地でみつけた「トマソン」物件。ジャンルは『無用階段』か。
※トマソンをご存知でない人は、「超芸術トマソン」(赤瀬川原平・ちくま文庫)をお読みください。

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萩は夏みかんの産地として有名らしい。釜めしの店も何軒か見かけた。
写真の店の場合、どこまでが釜めし関係なのか、悩むところである。
山菜釜めし、トリ釜めし、チリメン釜めし、ホタテ釜めし、サザエ釜めし、エビ釜めし、ここまではあるような気がする。
ウニ釜めしはどうか。あるだろうか。さしみ釜めし、これはないか。
夏みかんジュース釜めし。これはあるだろう。(あるわけねーだろ)

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高杉晋作の生家。入場料を払って見学できるようになっている。見学しなかったけど。

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入り口の木戸の裏に貼ってあった紙。子どもの留守番用?

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菊屋横丁。武家屋敷の家並みが残る。塀の上から夏みかんが顔を出す。

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菊ヶ浜。この魚はなんだろうか。カラスがやってきてさかんに肉をついばむ。
★後日、アズミノペンギンドー様からの情報により「ウマヅラハギ」であることが判明。ペンギンドー様ありがとうございました。

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リヤカーがたくさん置いてある。何に使うのかしら。
東京の大学に通っていた頃、リヤカーを使って友だちのY田くん(東京阿佐ヶ谷在住)の引越しを手伝ったことがある。
いまではすっかりめずらしくなってしまった。リヤカーで引越しをする人は、もういないだろうな。

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マンホール発見。お城と夏みかんの町、萩である。

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ふたたび電車に乗る。
東萩14:24発→長門市14:59着、長門市15:02発→小串16:08着、小串16:24発→下関17:05着。
小串・下関間で「つぎはくろいむら~、くろいむら~」のアナウンス。なに!黒い村とね?(なんとなく九州弁)
ほかにも山陰本線には、おもしろい名前の駅があった。「まじ」とか「いや」とか。いや、まじで。
「キミはふざけているのか?」「まじです」(会話になってない) ちなみに、馬路、揖屋と書きます。
左の写真は、小串駅。改札口の向こうに海が見えた。

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ようやく下関に到着。レトロな雰囲気で知られる下関駅だが、ぼくが訪れた翌日の晩、火事に遭ったらしい。
この屋根も燃えてしまったのだろうか。

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下関駅からバスに乗る。めざすは関門海峡。
人が歩いて海峡を渡れるトンネルがあるという。
「安トン研」(安曇野トンネル研究所)のメンバーとしては、ここは行かねばなるまい、ってことで。
しかも、九州は未踏の地であり、この足で新たな一歩を踏み出したかったのであった。
人類にとっては小さな一歩だが、ひとりの人間にとっては偉大な一歩であった。なんちゃって。
左の写真は、その偉大な一歩直前の一枚。
by hitsujiya-azumino | 2006-01-14 18:44 | 旅の写真