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オーリアッドにて

カフェ&レンタサイクル 安曇野旅の道案内 ひつじ屋

11月19日(土) はれ
夜、長野県辰野町の「オーリアッド」へ。きょうは「Rolling 60's Live Party」の日。
フォークシンガーにして翻訳家、そしてオーリアッドのオーナーでもある三浦久さんをはじめ
たくさんの人たちが歌い、ギターを弾き、にぎやかな夜を楽しむ。

三浦さんは、11月14日が60回目の誕生日だった。
その還暦祝いを兼ねたきょうのパーティーなので、三浦さんはサンタクロースのように、赤い。
帽子と靴下は奥さまのカオルコさん(下段左の写真)から、
ギターとラグビージャージはふたりの息子さんから贈られたもの。

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下段右の2枚にうつっているのは、長野県波田町在住の藤原和義さん。
彼が歌った「オーリアッド」「バラライカ」「テネシーワルツ」、とてもよかった。

「バラライカ」は、70年代初め新宿の歌声喫茶「ともしび」で
7週連続リクエスト一位の座を占めたという名曲。
その「バラライカ」を作ったのが、藤原さんです。

「オーリアッド OREAD」は、ギリシャ神話に登場する山の妖精の名前。
藤原さんが作り、三浦さんの店の名を冠したこの曲は、
オーリアッドの「妖精」である三浦さんの奥さまのことを歌っている。

ライブ終了後の打ち上げパーティーで、藤原さんからいろいろ話をうかがう。
三浦さんもいっしょに、以前から計画中のひつじ屋でのライブは、
三浦久と藤原和義のジョイントコンサートにしようということになった。
ますます責任重大のひつじ屋である。

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人生は流れる。ライブから3日後、藤原和義さんがひつじ屋にやってきた。
注文のコーヒーを淹れながら、話をする。
あらためて、ひつじ屋でのライブのお願いもしました。

藤原さんの故郷は、北海道の丸瀬布(まるせっぷ)という町。
旭川から石北本線に乗って、北東へ数百キロ、オホーツク海に出る手前にある。
まるせっぷ、はアイヌ語で「3つの川が集まるところ」という意味なのだそうだ。
もともとのアイヌ語では「マウレセウプ」。
藤原さんが卒業した高校のある、近くの遠軽(えんがる)という町は
インカルシペ=遠くまで見渡せるところ、の意。
じっさいに、遠軽駅の裏にはほぼ垂直のがけがあって、眺めがよいらしい。

なんて話を聞いていたら、北海道へ行ってみたくなったことだよ。
by hitsujiya-azumino | 2005-11-22 11:16 | ひつじ屋のお友だち