She's leaving home

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ギタリストのレオ・ブローウェルが、
ビートルズの「she's leaving home」を弾いているのをラジオで聴く。
これがとてもいい。

あれ、この原曲、CDで持ってなかったっけ、と思い調べたところ、
「サージェントペパーズ〜」に収められている。
これなら持ってると思い、家に帰って探した。
ない。
どうやら、いつのまにか、ブックオフで売ってしまったらしい。

やむをえず、iTunes storeで買いました。この1曲だけ。250円。
レオ・ブローウェル版は150円。



ある時、学生の一人と話をしていた。
すると、その学生は、音楽を聴くのが趣味だというのだ。
そりゃあよかった。もしかしたら、好きな共通のミュージシャンがいるかもしれない。
そうでなくても、最新流行の音楽について教えてもらえるかもしれない。
そう思って、ぼくはこう訊ねた。
「最近買ったCDは?」
「CD……ですか?」
「うん。最近、どんなの買ったの?」
「買ったことないです」
「なにを?」
「CD」

左様。ぼくは、初めてCD(もちろんレコードも)を買わない音楽ファンに遭遇したのである。
その学生は、すべての曲をアップルのiTunes StoreからiPodにダウンロードして聴いていた。
「もの」を所有する欲望とは無縁の学生だった。
たまたま、その場に居合わせた4年生の女の子が呟いた。
「あたしだって、CDはけっこう買っちゃうけどなあ」
それに対して、その学生(ちなみに1年生でした)は、こう答えたのだ。
「先輩、昭和くさいっすね!」

(高橋源一郎『還暦からの電脳事始』より)



ぼくはCD買うけど、でもiTunesStoreで買うのが抵抗なくなってきた気がする。








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by hitsujiya-azumino | 2018-02-20 16:54 | カフェの音楽 | Comments(0)