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電車に乗って北陸へ

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しばらくお休みをいただきましてありがとうございました。
その間に、家人の実家へ新年の挨拶に行きました。
ところは富山県高岡市。
穂高から南小谷(みなみおたり)、糸魚川、泊(とまり)、富山、高岡と
普通電車を乗り継ぎ、氷見(ひみ)線の越中国分駅まで6時間ほど。

氷見線の始発駅である高岡は、
漫画家藤子不二雄の二人が同じ小学校に通った町。
そこで、氷見線の電車の車体には忍者ハットリ君が描かれています。
走行中には、「この先右に見える小学校で
藤子不二雄の二人が運命の出会いをしたのでござる」
などハットリ君によるアナウンスも入ります。

写真は、越中国分駅。
線路の先は海。
味わい深い北陸のローカル駅でござる。









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藤子・F・不二雄(ふじこ・エフ・ふじお、本名は藤本 弘(ふじもと ひろし)
1933年12月1日 - 1996年9月23日、O型)。富山県高岡市出身。

藤子 不二雄Ⓐ(ふじこ・ふじお・エー、本名は安孫子 素雄(あびこ もとお)、1934年3月10日- 、A型)。
富山県氷見市出身。

1944年(昭和19年)9月に、安孫子が、
藤本のいる高岡市立定塚国民学校(現・小学校)に転校してきて、
同じクラスになった。
安孫子が休み時間にノートに漫画を描いていたところ、
それを見た藤本が話し掛けたことで2人は仲良くなり、
いつも一緒に遊んでいたという。
ただし、漫画を書いているということは「恥ずかしい」ということで
他の同級生にはひた隠しにしていた。

中学2年の時に、手塚治虫の「新宝島」に衝撃と大きな影響を受け漫画家を志す。
この頃、手先の器用な藤本が反射幻燈器を制作。
それに使う漫画「天空魔」を共同で描いたのが初めての合作となる。
紙芝居屋的な感じで近所の子供たちに読み聞かせていたという。
また、同時期に漫画・小説をはじめ広告まで全て手書き
という雑誌のパロディ『少太陽』を制作。

中学から高校にかけて『漫画少年』をはじめとした雑誌投稿をはじめた。
当初はそれぞれが単独で投稿していたが、入選率は藤本の方が断然よく、
安孫子は屈辱感と嫉妬に悩まされたこともあった。
しかし合作をはじめるようになると、
藤本が才能を発揮してもそうした心理的屈折がなくなったという。

高校2年頃から完全に合作に切り替え、共通の郵便貯金口座を作り、
原稿料を管理するようになった。
金の管理は、藤本が行っていた。
そこから金を引き出し、一緒に映画を鑑賞するようになった。
これがきっかけで藤子不二雄名義で描いたもののギャラは
全て二分割というスタイルがコンビ解消時まで貫かれた。

彼らは手塚治虫のことを尊敬し手塚に手紙を書いたところ
「しっかりしたタッチで将来がたのしみです」と
手塚から直筆のハガキを受け取った。
これはますます彼らを漫画家になることを決意させた。
この頃の二人は手塚治虫の模写ばかりしており、
漫画の内容も手塚タッチであった。

1951年(昭和26年)に『毎日小学生新聞』へ手紙と4コマ漫画を送る。
手紙の内容は「ぼくたちは富山の高校生です。
手塚治虫先生の大ファンで、マァチャンの日記帳からの愛読者です。
今、手塚先生の連載漫画がのっていないので、
かわりにぼくたちの漫画を連載して下さい」というものであった。

そしてひと月が経ち『天使の玉ちゃん』は掲載され、
事実上のデビュー作となる。
またこのことで、二人が漫画を描いていることが
先生や他の同級生にも一気に知れ渡った。

同年2人は高校卒業後は就職することにしたが、
漫画家への夢を諦めきれずに春休みを利用して宝塚の手塚治虫の自宅へ訪れた。
そこで2人が書いた漫画(『ベン・ハー』)を手塚に見せる。
手塚はその際「うん、上手だね」という言葉を掛けてその場を取り繕ったが、
内心はあまりの上手さに衝撃を覚え
「とんでもない子達が現れた……」と驚いたという。
この時2人が見せた漫画を手塚は終生大切に保管していた。
安孫子は手塚と初めて会った際のエピソードとして
「あまりにもオーラが凄過ぎて光り輝いて見えた」とラジオ番組で語っている。
(Wikipedia「藤子不二雄」の項より)


















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【きょうのブラックシル子さん】
「このあいだ平安堂(安曇野市内の本屋さん)の横を通ったら、
他の店に変わっていたよ」とシル子。

ところがきのう行ってみたら、いつもの平安堂が……。
平安堂さんすみません。




















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友人のめぐみちゃんにキャットシッターをお願いして、
娘のマトカと留守番してもらいました。
(左足のハートマークに注目)
by hitsujiya-azumino | 2016-01-08 15:42 | 旅の写真