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西谷美緒展『タニシ実験室』

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西谷美緒展『タニシ実験室』
2015年10月17日(土)〜10月28日(水)
ひつじ屋ギャラリー  入場無料
8:30〜18:00(木曜休み)

ごあいさつ
このたびは『西谷美緒展 タニシ実験室』をご覧いただきありがとうございます。
2011年の春に安曇野穂高に移り住み、
その頃からすぐにこの『ひつじ屋』に足を運ぶようになりました。
客としてお茶を飲みに来たり、
スタッフとして働いた時、看板を描かせてもらったり・・・、
「ここでデッサン会をやりたい!と言った時も、
快く会場として貸していただき、
月1回のペースで約3年続けることができました。

昨年からお休み中だった『ひつじ屋デッサン会』は
新たなリーダーが誕生して、今月復活します。

ところで、この9月にここから車で北へ30分ほどの
大町市に引っ越しました。
ひつじ屋で展示ができてうれしいです。
いろんな縁があってここにいて、いまがあって新しいわたしです。

感謝の気持ちを込めて。
タニシの実験室はまだまだ続く・・・

2015.10.17 西谷美緒


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ひつじ屋デッサン会
2015年10月24日(土)18:00〜2時間半くらい
《もちもの》筆記用具と紙
《参加費》500円
⭐︎参加者が交代でモデルをします。1ポーズ10分くらい。
⭐︎お問い合わせ ひつじ屋0263−82−3888



いつもひつじ屋のことを気にかけ、
助けに来てくれるみおちゃんの個展開催中。
ある時はピアニスト、ある時はコーラスグループのメンバー、
またある時はイラストレーター、そして画家。
マルチなアーチストみおちゃんの今回は絵の展示です。

ひつじ屋デッサン会は、あらたに佐野恵(めぐみ)ちゃんをリーダーに
復活することになりました。
初めての方も気軽に参加してくださいね。




















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水説:「難しいよね」は禁句=中村秀明
毎日新聞 2015年10月21日 東京朝刊

 ラグビー・ワールドカップで日本代表が躍進した陰に、メンタルコーチの存在があったと言われる。五郎丸歩選手がキックする前の一連の動作「ルーティン」を一緒に作り上げ、新聞やテレビでも取り上げられた。

 五郎丸選手は当初、こうした力に支えられることに消極的だったようだ。帰国後のインタビューで「目に見えないものをコントロールしようとするのはどうかと思った」と語っている。肉体を鍛え上げ、技量を磨き、さまざまな場面での経験を積む。あとは無心で試合に臨むのが競技者としての「王道」なのだろう。

 知人にメンタルトレーナーがいることを思い出した。障害を持った長女ら3人の子育てに奮闘した経験が土台になって、この分野の専門家になった林智意(ともえ)さん(52)だ。

 林さんによると、「王道」ならば最高でも持てる力の100%しか発揮できない。だが、「100%を超えた力を出せると信じ、そこを目指さなければ勝てない時がある。カギを握るのがメンタルトレーニングです」と語る。そのポイントは「高いゴールの設定」と「言葉、感情、映像の三つ」という。

 まず、高い目標を自らに課す。そして、その目標は自らにふさわしく、そこを目指すのが自分らしいと思う。「たとえば、ある子がグズと言われ続けると、グズを抜け出せない。グズなのが自分らしいと思い込むからです。その逆を行くのです」という。

 目標は「○○したい」ではなく「○○している」と明確に表現し、達成した時にわき起こる「感情」を想像する。そして、その様子を自らの視点に立った「映像」として描く。表彰台でうれし泣きするような第三者の視点ではなく、大観衆が自分だけを見つめ歓声をあげ、称賛の拍手を送る。そんな映像である。

 三つは逆に作用する場合もある。林さんは、スキージャンプの高梨沙羅選手が気がかりだ。ソチ五輪でメダルを逃した後、テレビで「やはり魔物がいたようです」といった発言を聞いた。

 「自らが口にしてはいけない言葉です。心に宿った『魔物』を追い出すのは、容易ではないでしょう」

 競技者ではない私たちにも通じる部分がある。

 「たとえば、何か新しいことを始めようとする時の議論で、ついつい『なかなか難しいですね』とか『やっぱり大変だなあ』と言いがちですが、それは禁句にしましょう。口にすると本当に難しくなるし、できない理由になってしまう」と。(論説委員)


by hitsujiya-azumino | 2015-10-21 16:52 | ひつじ屋ギャラリー