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読谷山焼北窯のうつわ

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きのうの続き。
沖縄でいろいろなモノに魅せられてきたのだけれど、
「うつわ」もそのひとつ。

多くの窯が集まる、沖縄本島中部の読谷村(よみたんそん)。
そのなかの、読谷山焼北窯が営む売店で買ったのが写真の小皿2枚。
このあと読谷でも那覇でもあちこちの店に入ったのだけど、持ち帰ったのは結局これだけ。
北窯の売店でもっと買っておけばよかったと少し後悔。

安曇野に戻ってから、『陶房白露』(とうぼうはくろ=北安曇郡池田町)
を主宰する小久保兄弟(朝司あさじ・隆司たかじ)のお宅に伺い、
お願いして春から陶芸を学ばせていただくことになりました。
ワクワク。




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読谷山焼北窯の13連房登り窯。























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柳宗悦が定義した「民藝品」の条件
・実用性・・・鑑賞のためではなく、実用性を備えていること。
・無銘性・・・無名の職人によってつくられたものであること、名をあげるための仕事ではないこと。
・複数性・・・民衆の需要に応じるため、数多くつくられたものであること。
・廉価性・・・民衆が日用品として購入できる、安価なものであること。
・地方性・・・色、かたち、模様などに土地の暮らしに根ざした地域性があること。
・分業性・・・量産を可能にするため熟練者による共同作業でつくられていること。
・伝統性・・・先人が培ってきた技術や知識の蓄積にのっとっていること。
・他力性・・・個人の力よりも、気候風土や伝統などの他力に支えられていること。
(『民藝の教科書①うつわ』グラフィック社刊より引用)


by hitsujiya-azumino | 2014-03-29 21:20 | 旅の写真