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「菊地みゆき ふくろ展」が終わりました。
期間中、おおぜいの人にご来店いただき、
また、みゆきさんの作品をお買い上げいただき(ほぼ完売の状態でした)
ほんとうにありがとうございました。

【1】 『売れる』作家は会場によく顔を出す

会期中、みゆきさんがちょくちょく店に寄ってくださり、
お客さんの応対をしていただきました。

彼女がひつじ屋にいてくれたおかげで、
お客さんが「ふくろ」を買ってくれたなぁ・・・、
みゆきさんが、その「ふくろ」にどれだけ愛情をこめて製作したか、
小さな部分にどれだけの工夫が凝らされたものであるかを、伝えることができたからこそ、
お客さんは、お金を払って自分のものにしようと決心したんだろうなぁ・・・、
そう思うことが何度もありました。

作品が売れることはありがたく、たいせつなことですが、
それと同時に、作品を通じて人と『出会う』こと、
その出会いこそが作家の財産となり、道を切り開いてゆくのだと感じさせられました。

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【2】「かわいい」って何?

お客さんがひつじ屋のドアを開け、みゆきさんの「ふくろ」を見て、
「かわいい!」という反応がとても多かったように思います。

さらに、「かわいい」の語尾に小さな「ん」が付いて
「かわいいん」となったとき、財布の口が力強くひらくのだと、納得。

女性にとって「かわいい」というのは最上級の褒め言葉と思いますが、
では彼女たちは、みゆきさんの「ふくろ」の何に反応して
「かわいい!」と声を上げるのでしょうか。

かわいい ①自分より弱い立場にある者に対して保護の手を伸べ、望ましい状態に持って行ってやりたい感じだ。
       ②小さくて頼りない(弱よわしい)点に好感を抱き、大切に扱いたくなる感じだ。 【新明解国語辞典第五版より】

①はこの場合違うとして、②はどうでしょう。たしかにそういう部分はあると思いますが、
女性はもっと複雑で、微妙で、デリケートに、なんだかよくわかりませんが
みゆきさんの「ふくろ」について「小さくて頼りない」はちょっと違う気がします。

「かわいい」は、わたしにはあなたのことがわかる、理解できる、好きだ、
あなたをそばに置いておきたい、いつも近くにあって大切にしたい、
そうした親密な気持ちを抱いたとき、「かわいい」と発するのかなー。
と、まぁ、考えましたけど、それにしても、「かわいい」は、広くて、深くて、むずかしいですね。

で、そののち、みゆきさんに話を聞き、ほかの人のブログを読んだり、辞書を引いたり、知り合いに感想を聞いたり、
行き着いたのは、「素朴」という言葉で。

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【3】「素朴」を底に持つかわいらしさ

そぼく ①都会人のように、洗練された所は無いが、真情を行動で裏付ける意味で人に訴える所の有る様子。
     ②華やかさや手の込んだ細工はほとんど見られないうちに、太古・原初の持つ大らかさやほのぼのと心暖まる豊かさがしみじみと感じ取られる様子。 【新明解国語辞典第五版より】

いいなぁ、この解釈。
②なんて、みゆきさんのふくろを語るのにすばらしくふさわしい表現ではないでしょうか。
「太古・原初の持つ大らかさやほのぼのと心暖まる豊かさがしみじみと感じ取られる様子」
それを「かわいい」のひとことで褒めているのだとしたら、それもスゴイことですが・・・。

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会期中、みゆきさんからたくさんの情報を仕入れました。
おいしい店、かわいい雑貨の店、才能ある工房、すてきな音楽・・・。
個展をひらくとき、いつもひつじ屋では、作家からCDを1枚お借りしています。
作家おすすめの、個展とひつじ屋の雰囲気に合いそうな音楽を、とお願いしています。
みゆきさんが持ってきてくださったのは「クレモンティーヌ/パリス・ウォーク」。
シンプルで、品がよくて、たのしい雰囲気が、
みゆきさんと、彼女の「かわいい」ふくろたちに、よく似合っていました。


a0034487_21195548.jpgクレモンティーヌ/パリス・ウォーク
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by hitsujiya-azumino | 2007-09-30 15:17 | ひつじ屋ギャラリー | Comments(2)

カフェ早川義夫

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早川義夫を愛するみなさま、どうぞおこしください。

『カフェ早川義夫』は毎月開催予定。予定というか、目標というか。

いつか、早川義夫の歌を、安曇野で聴ける日まで。
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by hitsujiya-azumino | 2007-09-29 20:04 | ひつじ屋イベント | Comments(4)

早川義夫ライブ

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この連休、ワタクシのあたまの中は、「早川義夫」色に染まっておりました。

23日、松本ヴィオパーク劇場。24日、岡谷アクアクセロニアス。
早川義夫と梅津和時『信州ふたり旅』のライブ。

【9月23日 ヴィオパーク劇場】
ひつじ屋閉店後、M森先生のクルマで会場に向かう。
開演19:00。30分ほど前に到着。
なんだろう、ここ。面白いなー。「竪穴式」の不思議な空間に、わくわくする気持ちが高まる。

中に入ると、知り合いが何人かいて、あいさつする。
画家の夏美さん、夏美さんの旦那さん(ヤマショウズのひと)、ヤマショウズの相方のひと、
マリリン(歌手・ひつじ屋アートカフェ編集長)、フジモリさんちの隣に住む柏木さん(木工職人)。
柏木さんがファンであることは知っていたけれど、他の人はどうなんだろう。
夏美さんも早川義夫を聴くのかな。

7時を5分ほど回ったところで、ステージと客席が暗くなり、
梅津和時が登場。ソロで1曲サックスを吹いた後、彼の紹介で早川義夫が出てくる。
ピアノの前に座り、最初の曲は「サルビアの花」。
早川義夫がイントロを弾きはじめたとたんに、観客がウワァーと盛り上がるのを感じる。
すごくいい。早川義夫は高揚しているのだろう。すばらしい笑顔を見せながら
体をぷりぷり動かして気持ち良さそうに、そして荒々しく、色っぽく、イヤラシク、歌い、叫ぶ。
いいぞうたえ早川義夫!

2曲目は「風月堂」。これは『ひつじ屋アートカフェ』のテーマ曲になってまして。
となりに座るM森先生からひじでつつかれる。風月堂が聴けてうれしいです。

そのあとの曲順はもう覚えていないけれど、途中の休憩をはさみ約2時間半
すばらしく濃密な時間をすごしました。ほんとによかったなー。
早川義夫は、いい曲いっぱい持ってるねぇ、とあらためて感じ入りました。
きょう集まった100人近くのお客さん、みんな早川義夫の歌をよく知っている。
よく聴いている。それが会場の雰囲気から感じられて、とてもよかった。
早川義夫の歌を聴きたくて、早川義夫に会いたくて、みんなここに集まってきたんだ。
あたりまえかもしれないけれど、そんなことに感動しました。
早川義夫の「♪バイバイ」に、「♪バイバイ」と返したおじさん、あなたもステキでしたよ。


◎早川義夫公式サイトに「信州ふたり旅」がアップされています。
ひつじ屋にリンクを貼ってくれたんだ。うれしいなー。


【9月24日 岡谷アクアクセロニアス】
はじめは、M森先生(穂高H中学校美術部顧問)とふたり、
松本だけ見に行く予定だったのです。

しかし、松本ライブのあとの「交流会」に出席したマリリン(歌手)から夕方電話があり、
「早川義夫はひつじ屋のブログを見ていたみたいですよ。交流会で会うつもりだったって」
との情報が届き、ひゃー、そりゃもう一度会いに行かなくちゃ、と。

「もしもし先生ですか?」
「どうもどうも。きのうはおつかれさまでした」
「先生これから岡谷に行きませんか」
「えーっ、いや、きょうはちょっと・・・、家族で息子の誕生日会をするもので・・・」
「わかりました。ぼくちょっと早川義夫に会ってきます。
早川義夫がひつじ屋のブログを見ていたとマリリンから連絡がありまして。あいさつしてきますんで」

・・・・・・ライブ@アクアクセロニアス・・・・・・

ライブ終了後、楽屋でたっぷり楽しい時間を過ごしました。
楽しかったなぁ。早川さん、ステキでした。ありがとう、早川さん。シアワセ。

来月より、ひつじ屋では毎月1回「カフェ早川義夫」を開店します。
ファンの方はどうぞおこしください。第1回は、10月4日(木)19:00開店です。
BGMはもちろん早川義夫。早川義夫について語り合い、語り倒し、語り尽くしましょう。
ヤマショウズをバックに(勝手に決めてごめんね)、みんなで歌おう。
鎌倉の早川義夫さんも、よかったら遊びに来てください。

そうしていつか、安曇野に早川義夫を呼びましょう。

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by hitsujiya-azumino | 2007-09-25 22:06 | ひつじ屋日記 | Comments(2)

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山麓線沿いの染色工房&ショップ
十色屋(といろや)」の奥さま、
菊地みゆきさんによる「ふくろ展」開催中。

すでに「売約済み」の札だらけになっています。
おおぜいのお客さまに見にきていただきました。
ほんとうにありがとうございます。

「ふくろ展」は26日まで。
みゆきさんは、夕方5時から6時ころ
ひつじ屋にいらっしゃることが多いので、
会いたいひとは、その時間におこしくださいね。


安曇野スタイル のホームページで、「菊地みゆきふくろ展」 を紹介していただきました。

★カフェ七ヶ月さんのブログ 『七ヶ月たより』 で「菊地みゆきふくろ展」を紹介していただきました。

★こっふぇる梅太郎さんのブログ 『安曇野こっふぇる梅太郎ブログ』 で「菊地みゆきふくろ展」を紹介していただきました。
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by hitsujiya-azumino | 2007-09-22 21:15 | ひつじ屋ギャラリー | Comments(4)

稲刈りが始まりました

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安曇野は稲刈りが始まりました。
厳しい残暑がつづきますが、
田園風景に、山のすがたに、空に、風に、
日ごとに秋らしさを増していることを感じます。

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下の写真は、16日の朝7時30分ころ撮ったもの。
でも、どこで撮ったのだったか、わすれちゃった。
どこだっけなぁ、ここ。

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by hitsujiya-azumino | 2007-09-21 20:28 | 安曇野の風景 | Comments(0)

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菊地みゆきさんの「ふくろ展」準備中です。

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菊地みゆきさんは、山麓線沿いにある染色工房&ショップ「十色屋」の奥さまです。
夕方、ご夫婦でひつじ屋にいらっしゃって、明日からの展覧会の準備をしてくださいました。

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ひつじ屋の壁に、カバンやふくろをぶら下げるというのは初めての試み。
そういうのも面白いのではないかなぁ、と思ってはいたのですが、
期待していた以上に「いけて」いることが実感できて、うれしくなってしまいました。
お客さんがどんな反応を見せてくれるのか、とてもたのしみです。

菊地みゆき「ふくろ展」
2007年9月14日(金)~9月26日(水)
営業時間8:30~18:00(水曜日は11:00~17:00) 期間中無休


菊地みゆきさんのブログ 『水晶山きまぐれカバン店』 はこちら
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by hitsujiya-azumino | 2007-09-13 20:52 | ひつじ屋ギャラリー | Comments(2)

菊地みゆき「ふくろ展」

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菊地みゆき「ふくろ展」
2007年9月14日(金)~9月26日(水)
営業時間8:30~18:00(水曜日は11:00~17:00) 期間中無休


ふだん「アトリエ10カラーズ」で創作し、「十色屋(といろや)」でお披露目しているバッグやポシェットなどの袋物が
ひつじ屋に飾られることになりました。
どうぞお気軽におでかけください。
「ふくろ」の販売もいたします。数量限定ですので、お早めに。

菊地みゆきさんのブログ 『水晶山きまぐれカバン店』 はこちら
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by hitsujiya-azumino | 2007-09-11 22:27 | ひつじ屋ギャラリー | Comments(0)

点取り占い

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東京から観光に訪れたジュンコさんから、
「点取り占いをしたら、こんなのが出たんですけど、どう考えればいいのでしょうか?」
と質問を受けました。

『あなたの人生をともに考える』とうたう、ひつじ屋の点取り占いですが、
むぅ、これは深い。っていうかよくわかりません。
とりあえず、今夜泊まる宿で「虫刺され」に気をつけられたらよいのでは、と。

ひつじ屋の『点取り占い』。1回30円。
ありがとうございます。
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by hitsujiya-azumino | 2007-09-09 21:38 | ひつじ屋日記 | Comments(0)

早川義夫の本

台風が去り、午後には日差しも強くなりました。
天気は回復したけれど、きょうはとっても静かな一日でした。

だれか話し相手になってくれる常連さん来ないかなー、と思うのだけれど、
こういう日に限って、だーれも現れないもので。

しかたがないので(というのも贅沢なことですが)カウンターで読書をしてすごす。

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このあいだ、M森先生が貸してくれた「早川義夫/たましいの場所」(晶文社)。
一度読んで、すぐに自分のぶんを買いました。

   いい音はやさしい。そして激しい。甘ったるくない。あったかい。渇いていない。
   元気が出てくる。いい音は、どんなに音量が大きくてもうるさく聴こえない。
   音量が小さくてもちゃんと聴こえてくる。

   いい音はなつかしい。どこかで聴いたことがあるような気がする。
   それは、絵でも文章でもそうだ。ステキな人に出会った時もそうだ。
   しかしどこかで聴いたのではない。どこかで見たのでも、触れたのでもない。
   かつてどこかで会ったのでもない。

   会いたかった人なのだ。求めていたものなのだ。表したかったものなのだ。
   ずうっと心の中にしまってあったものなのだ。   (「たましいの場所」25ページ『この世で一番キレイなもの』より)
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by hitsujiya-azumino | 2007-09-07 18:44 | ひつじ屋日記 | Comments(0)

早川義夫のライブ

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閉店後、早川義夫を聴きながら仕事をしていたら、
毎週水曜日にひつじ屋でお蕎麦屋さん(蕎麦&茶屋ふじもり)を開いている
幸恵さんが店に入ってきた。
「これって早川義夫ですよね。こんど松本に来るんですよねー」

「えーーーーーっ!!」

そんなことは知らなかった。
すぐにケータイを使ってM森先生(ひつじ屋アートカフェ代表)にメールする。

『早川義夫が松本に来るそうです。知ってましたか?●●●●を休んでも行きたいと思いますので、ヨロシク』
『エー!!早川義夫が来るのですか?凄いです!事件です!チケット取れますか?ぜひお願いします。私も●●休んでも行きたいと思います!ヨロシクお願いします』
『お疲れさまです。早川義夫のチケット取れました。楽しみですねー』
『ありがとうございます!感謝です!感激してます~!』

というようなやり取りがあり、我々は無事、早川義夫を見に行けることになりました。ありがとう。しあわせ。

幸恵さんによると、自宅の隣に住んでいる職人さんも早川義夫ファンなのだそうだ。
こんど「早川義夫カラオケ大会」に誘ってみようかな。

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早川義夫の本。「ぼくは本屋のおやじさん」(晶文社)。
学生時代、東京吉祥寺の本屋でアルバイトをしていたころに発売された。
この本を読みながら、ひそかに本屋開業をめざしました。(のちに挫折)

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こちらはCD。「恥ずかしい僕の人生」(ソニーレコード)。
つげ義春のジャケットもすてき。


『早川義夫+梅津和時 信州ふたり旅』
9月23日(日)19:00開演 前売2000円・当日2500円
ヴィオ・パーク劇場 松本市刈谷原町西ノ沢392-1
TEL 0263-64-2258 http://viopark.hp.infoseek.co.jp/
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by hitsujiya-azumino | 2007-09-06 21:15 | ひつじ屋日記 | Comments(0)