2017年 05月 13日 ( 1 )

騎士団長殺し第2部

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予約した本が用意できたから取りに来るようにとのメールが図書館から届く。

てっきり最近予約した本のことかと思って出かけたら、
ずいぶん前に申し込んだ村上春樹の新作『騎士団長殺し(第1部・第2部)』だった。

3月13日に、この本を予約したことをブログに書いている。
すでに予約している人が28人いたことも。

本の貸出期限は2週間だから、28人が2週間ずつ借りると、28人×14日=392日。
てことは今年は無理かもなーと思っていたから、ずいぶん早い。
そうかよかった今夜さっそく読むぞー騎士団長…と考えながら家に帰って表紙を眺めたら、
「第2部 遷ろうメタファー編」とある。

第2部さきに読まないでしょ、ふつう。
しかし、2冊組を読みたかったら両方いっぺんに予約するものだろう。
それで後編がさきに用意できたからといって渡されても、人はどうするのだ?読むのか?

このようなことを世の中はどう考えているのか、
ひょっとしてネットで調べたら何か出てくるかもと思いつき、
「騎士団長殺し 第2部 図書館 先 届く」
こんな感じで言葉を入れて検索してみる。

そして、
神奈川県二宮町の図書館では「巻数順貸出」(巻数順を指定する貸出予約)ができることを知る。
『騎士団長殺し』でいえば、必ず第1部を先に借りることができるように予約しておけるというわけ。
二宮町図書館のサイトには次のように書かれている。


二宮町図書館で、『騎士団長殺し』(村上春樹著)を予約している方は、以下をご確認ください。


『騎士団長殺し』(村上春樹著)は、現在多数の方が予約でお待ちですが、

ホームページ・館内利用者用端末からの予約時に、貸出巻数順の指定をしていない方が多くいらっしゃいます。


原則として、ホームページと館内利用者用端末から予約をされる方には、ご自身で巻数順貸出の登録をお願いしています。

スムースにご利用いただくため、例外として、図書館側で『騎士団長殺し』の巻数順貸出の指定をかけます。

  • 対象: 『騎士団長殺し』を第1部・第2部を一緒に予約している方で、巻数順貸出をしていない方
  • 対応: 第1部を1番目に、第2部を2番目に貸出されるように、巻数順貸出を指定します。(※ 同時に用意される場合もあります)

巻数順貸出の登録について

上下巻やシリーズの図書を予約される方は、貸出順の指定(巻数順貸出)をお願いしています。指定がない場合、用意できた巻からご連絡するため、巻数順にご連絡できない場合があります。

現在予約中の図書がある方は、改めてご自身の予約状況の確認をお願します。



要するに、
『騎士団長殺し』を2巻同時に予約した町民のなかに「貸出巻数順指定」をしていない人が多くいるので、
今回は図書館の判断で、指定しない人のところにも第1部が先に届くように手配しますからねー

ってことですね。

ちなみに翌日、安曇野市中央図書館に電話で問い合わせたところ、
ネット上での予約には対応できないが、窓口で予約してひとこと言ってもらえれば、
第1部を先に読めるように配慮します、との回答。


というわけで、一件落着。ふう。
店主は第2部をいったん返却し、第1部が届くのを待つことにします。















きょうのブラックシル子さん

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それを聞いたシル子、

「第2部から読めばいい」














日曜日もきれいに晴れ上がった一日になった。風らしい風もなく、秋の太陽が様々な色合いに染まった山間の樹木の葉を美しく輝かせていた。胸の白い小さな鳥たちが枝から枝へと飛び回って、赤い木の実を器用についばんでいた。私はテラスに腰を下ろして、そんな光景を飽きることもなく眺めていた。自然の美しさは金持ちにも貧しき者にも分け隔てなく公平に提供される。時間と同じだ……いや、時間はそうではないかもしれない。裕福な人々は時間を余分に金で買っているのかもしれない。(村上春樹『騎士団長殺し』第2部冒頭部分より)



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by hitsujiya-azumino | 2017-05-13 08:45 | 本を読む | Comments(0)