早川義夫の本

台風が去り、午後には日差しも強くなりました。
天気は回復したけれど、きょうはとっても静かな一日でした。

だれか話し相手になってくれる常連さん来ないかなー、と思うのだけれど、
こういう日に限って、だーれも現れないもので。

しかたがないので(というのも贅沢なことですが)カウンターで読書をしてすごす。

a0034487_18333459.jpg
このあいだ、M森先生が貸してくれた「早川義夫/たましいの場所」(晶文社)。
一度読んで、すぐに自分のぶんを買いました。

   いい音はやさしい。そして激しい。甘ったるくない。あったかい。渇いていない。
   元気が出てくる。いい音は、どんなに音量が大きくてもうるさく聴こえない。
   音量が小さくてもちゃんと聴こえてくる。

   いい音はなつかしい。どこかで聴いたことがあるような気がする。
   それは、絵でも文章でもそうだ。ステキな人に出会った時もそうだ。
   しかしどこかで聴いたのではない。どこかで見たのでも、触れたのでもない。
   かつてどこかで会ったのでもない。

   会いたかった人なのだ。求めていたものなのだ。表したかったものなのだ。
   ずうっと心の中にしまってあったものなのだ。   (「たましいの場所」25ページ『この世で一番キレイなもの』より)
[PR]
by hitsujiya-azumino | 2007-09-07 18:44 | ひつじ屋日記 | Comments(0)