2007年 06月 17日
塚田さんちのアイガモ農法米
ひつじ屋カフェの「玄米カレー」に使っているお米は、
現在、大町市でアイガモ農法を研究している
塚田さんご夫婦のところから仕入れています。
きょうは、その可愛い‘カモ’を見学に行ってきました。
ひつじ屋から、クルマで30分ほど。
国道147号線を北上、大町市街を抜け、
仁科三湖と呼ばれる湖のひとつ、木崎湖のすぐ南に
塚田さんのお宅と、田んぼがあります。
だんな様の実家がここにあり、
もともとは、「ふつうの」お米を作る農家だったそうです。
それが、上京したアレルギー体質の息子さんから
「お米はアイガモ農法の無農薬米をこっちで買うから。送ってくれなくていい」
と言われ、いったい、息子から「送ってくれるな」と言われる我々の米作りとは何か、と悩んだ末、
一念発起して、アイガモ米を育てることにしたのだと。
今年が3年目。
最初は、収穫後のお楽しみのカモを食べることを、涙をながして嫌がった奥さまも
すっかりダイジョウブになりました。
田んぼから、正面に「蓮華岳」が見えます。
その両側に、残雪と新緑のコントラストが美しい北アルプスの山並み。
いつも見慣れた穂高からの眺めとはひと味違う景色を目に焼きつけました。
塚田さん、朝早くからお付き合いくださり、ありがとうございました。
large ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨
★塚田さんの「アイガモ米」を、全国に宅配しています。
詳しくは、ひつじ屋までお問い合わせください。【TEL&FAX 0263-82-3888 e-mail dede@matsumoto.ne.jp】
炊き上がったばかりの玄米です。
水に約2時間ひたし、圧力鍋に入れ、圧がかかったら弱火にして20分、
火を止めてから蒸らしを40分ほど。
塚田さんの玄米に、『自然農 四季菜園』(安曇野市穂高)の若き農業家、
佐伯彰さん(→新婚)が作る黒大豆を混ぜて炊いています。
large
テラスで玄米カレーを召し上がるお客さま。
「ごはんがとてもおいしい」とお褒めの言葉をいただきました。
large
B井さんのご注文、「粘土の家」が出来上がりました。
ひつじ屋工房オリジナル。うちの奥さん(→かなり器用)が作っています。
日曜日のきょうも天気に恵まれ、ひつじ屋はチョー忙しかったです。
知り合いの人もたくさん寄ってくれて、賑やかな1日でした。