2016年 01月 30日
海街diary、梅の漬け方
GEOで借りた『海街diary』を見る。
母と離れ、父を亡くした四姉妹の物語。(なんと大ざっぱな要約)
見終わってから、映画の中の誰にも感情移入しなかったことに気づく。
四姉妹はもちろんのこと、
店主が好きな男優ベスト3のうちのふたりであるところの
加瀬亮、リリー・フランキーにも移入せず。(あとひとりはクドカン)
四人が住む鎌倉の古い家の庭に大きな梅の木が植えられている。
毎年夏になると、そこに生る実を取って梅酒を作るシーンがでてくるのだが、
その梅には心がうごいた。
なぜかというと、ひつじ屋の近くのHさんのお宅に梅の木があって、
2年前からその梅を取らせていただいて、シロップや梅酒を作っている。
その梅が昨年漬けたときになぜかシワシワになってしまったことを思い出し、
今年はだいじょうぶかなーと映画を見ながら考えたから。
そしてきょう、ふと、梅にシワを寄らせずに漬ける方法が
インターネットで調べたら分かるのではないかと思いつき、
「梅酒・シワ」と入力して検索してみた。
すると、
1.梅を漬ける前に、竹串などでプツプツといくつか穴を開けておく。
2.一度冷凍してから漬ける。
このどちらかをやればシワが寄らないと出てきた。
一昨年は、とくに深く考える事もなく、
しばらく冷凍して保存しておいたことを思い出す。
でも去年はそれをせずにいきなり漬けたのだった。
そういえば映画の中で、三女だったか、
取った梅に何かの字の形に穴を開けて遊んでいたのを思い出す。
あれはただ遊んでいたわけではなく、ちゃんと意味があったのか。
梅とりんご酢の爽やかサイダー。
梅の季節になると(6〜7月頃)、ひつじ屋カフェのメニューに登場します。
ノラが帰つたら今度はすぐに頸輪を嵌めなければいけない。出歩くのは矢張り勝手にさせたいが、迷つた時に目じるしがなければいけない。頸輪に所番地と、うちの飼ひ猫だと云ふ事と、電話番号を入れよう。
まだ知らせなければならない所が方方にあるが、今日は日曜日で役所や会社にゐないから、明日にしよう。(内田百閒『ノラや』より)