成就院の映画上映会

a0034487_16583054.jpgこの道の先に成就院
安曇野市の隣、北安曇郡池田町にあるお寺、成就院(じょうじゅいん)で開かれた
映画の上映会にでかけました。




a0034487_16584844.jpg成就院
上映されたのは『聖者たちの食卓』。
インド北部の町アムリトサルにある、
シク教の聖地「黄金寺院 golden temple」で500年以上受け継がれる、
ランガルと呼ばれる「無料食堂」。
そこは宗教も人種も階級も職業も関係なく、
すべての人が平等にお腹を満たすことができる場所。
映画は、毎日10万食分のカレーを手仕事でまかなう「聖なるキッチン」の
舞台裏を公開したドキュメンタリーです。





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「前座」のインド舞踊。
踊るのは池田未央ちゃん。
お寺の凜としたたたずまい、お客さんの熱気が静かに会場を満たし、
きょうはことのほか踊るのが気持ちよさそうに見えました。













映画は極力「説明」を無くし、人々の表情や仕草、周りの物音(喧騒と静寂)などで、寺院の、そして食堂の様子を表現しようとしているようです。ごはんをいただくこと、お皿を差し出すこと、床を磨くこと、玉ねぎを刻むこと(時には涙目で)、それぞれがそれぞれの人にとっての「祈り」になっている。そんなことを考えながら観ていました。良い映画です。主催された平野桂さん、ありがとう。またインドに行きたくなりました。



















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人の一生けんめいとは、なんて美しいのだろう。野菜を育て、収穫し、運ぶ。それを受け取り、料理のために下ごしらえする。火をおこし、水を使い、料理をする。招くための準備をする。手際よく配膳する。使った食器を洗う。片付ける。汚れを洗い流す。掃除をする。磨きあげる。これらすべての一生けんめいに人々の深い祈りがこめられている。「聖なるキッチン」は一生けんめいという名の美しく尊い物語である。(松浦弥太郎)

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by hitsujiya-azumino | 2015-11-14 17:11 | ひつじ屋日記 | Comments(0)