川尻製陶所のうつわ

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益子に行った時手に入れた、川尻製陶所のうつわ。
見た瞬間に気に入って買おうと決めたのだけれど、
ところで用途は?と川尻琢也さんに尋ねたら、
「水洗いした果物や野菜の水切りに」と考えて作ったとのこと。
なるほど。

で、さっそく自宅でそのように使って重宝しております。
























a0034487_1926251.jpg川尻製陶所

沖縄の窯へも心惹かれて、大正七年河井寛次郎と訪ねて以来、前後六回、長い時は一年数ヶ月も、家族と共に壺屋へ住んで仕事した。沖縄では日常のすべてに、純粋さがそれも類を見ないほどの濃さで残っていて、まだ会話に候う文体の古語を使っていた。窯場では誰でも仕事が出来、そして働くのが好きだった。あんな筆でと思われるほどのちびた穂先で、女達が手すきをみては、泥のような絵具で素晴らしい染付を描いた。学校から帰った子供達は鞄を放り出して、模様の線彫りをした。ここでは何も私が持ち込むことがなく、あるままのもので私が従うだけだった。
私の仕事は英国で始まり、沖縄で学び、益子で育った。(濱田庄司「益子の窯」より)

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by hitsujiya-azumino | 2014-10-17 19:14 | ひつじ屋日記 | Comments(0)