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TVゲームではないのでそんなに上手くいかないとは思います




Jリーグ ディビジョン2 第4節 松本山雅FC vs カマタマーレ讃岐
2014/03/22(土)13:00 Kick off 丸亀
松本山雅FC/AWAY 5×0 カマタマーレ讃岐/HOME

■反町監督記者会見のコメント

「讃岐に来るのは非常に道中難しいところで、かなり時間をかけて来ざるを得ないのですが、会社の方の協力もあり二日前から移動することが出来て最高の準備をすることが出来ました。感謝しております。また、そういう遠いところにも関わらず750人を超すサポーターに応援していただいたことは間違いなくチームの力になりました。先程、スカパーのインタビューでも言いましたが、こんなに早くゴールが決まった試合はこれまでを思い出しても思い出せない、というか、ないと思います。しかも相手ボールのキックオフということで非常にレアですし、昨年の村山のゴールといい今回のゴールといいニュースソースに欠かさないチームだと思います(苦笑)。ただ、2点目もラッキーな形で取れたあとは休んでしまって、そのままずっと続いたような試合でしたね。試合のクオリティとしては向こうに退場者が出た事があったとしても、こちらの立場として言えばそんなに高いものではなかったかなと思います。もちろん人が少なくなってからは向こうも我々が早く点を取ったことによって配置換えをしたり、前に攻撃の圧力をかけたりしたので、後方にスペースはありましたけどそこを上手く生かせなかった事実もあります。今度の試合ではそういうことをやっていれば、逆に5点やられると思います。それはいい材料として週中に話をして、アルウィンでしっかりプレー出来るようにこの一週間やっていきたいと思います」

Q:少し休んでしまったというお話しでしたが「クオリティが高くなかった」というのは、その辺が要因なのでしょうか?

「前線に飛び出してくるというか、残る選手がいることでこちらの最終ラインが重くなって、横に振られた場合ダブルボランチも横に行ってしまって、逆サイドのバイタルエリアが空いてしまう印象は正直しましたね。そこを埋めるのに本来であればアンカーを置くのも方法だと思ったのですが、今日はあえてかえずに選手の対応を少し見たかったというのもありました。例えば、飛び出しについていって、ボールを戻された時にどうオーガナイズしていくか。つまり、ついたままでいるのか、それとも渡してプッシュアップするのか。そういう部分でお互いの連携がとれていなかった部分が幾つかありました。そこで出されたらフリーになってしまう。そこで向こうのクロスの精度とか、今日は村山がかなり良いストップをしたのでゼロで抑えられましたけど、少しクオリティが上がると5点取られてもおかしくないと思います。もうちょっと連動・連携・コミュニケーション・経験値をうまく活かしてやらないといけないですね」

Q:結果だけ見れば快勝ですが、昨年は得失点差で最後泣いたという部分もあってこういう試合でもっと積めたかったと思うのですが、攻撃面についてはいかがですか?

「そんなに実力の差のない試合で、相手が一人少なくなったからといっても、沢山点がとれる試合なんてほとんどないです。うちの試合は殆ど一点差です。次の試合もそうなるかも知れないし、逆に離されてしまうかもしれません。そういうなかで欲を言うことは全く出来ません」

Q:先制点の場面についていかがでしょうか?

「後ろに下げて長いボールを蹴るというのが向こうのプランということは知っていました。今日は西野を上げなかったですけど、上げてくる試合もありましたし。それはちゃんと抑えております。ただ、プレス行って取れといってもTVゲームではないのでそんなに上手くいかないとは思います。祐三が出だしよく、判断したと思います。後ろからそういうボールが来るよ、とは話をしていました」

Q:塩沢勝吾、岩間雄大、和田達也、各選手のそれぞれの評価は?

「雄大はちょっと合宿で出遅れた部分もあり、初先発になりましたがもっともっとやらないといけないと思いますね。まだ相手についていけない部分もあったり、公式戦のフィーリングはもう一歩だったと思います。塩沢はいつも通りやれることは限られているけど、そこで安定したプレーが出来ると。和田はここ2週間くらい良かったのでチャンスを当然与えることが、本人にもプラスだし、チームにとっても活性化にもなると思い連れてきました。展開上本人にとっても良い形で入れたとは思います。半分くらいの仕事はしたと思いますが、出来れば一つ大きな仕事をしてほしかったですね。ただ、本人にとってもチームにとっても大きなデビューだったと思います」

Q:ここまで4試合で1失点。守備の面で昨年と比べてどうでしょうか?

「先ほども言いましたが水際でやっているだけで、少し波長が遅れればすぐにでも2、3点やられてもおかしくないという事実もあると思います。ただ最後の水際でしっかりやれるかどうかというのを我々はしっかりトレーニングしてきましたし、プレミアは少し違いますが、世界中どこのリーグを見ても失点の少ないチームが上に行くのは当然。ゼロで抑えるために何をするかということをシーズン最初から意識してスタートしないといけない。そういう意味では私も3年目になりますが、選手たちも意志統一はかなり出来てきているのではないかなと思います」

Q:試合前の讃岐のイメージと、失点が多い讃岐ですが試合後の印象をお願いします。

「今日の試合もそうだと思いますが、過去3戦、磐田戦、大分戦、開幕の岐阜戦もポゼッション率は勝っているんですよね。しっかりボールを動かしながらチャンスを作り出すスタイルだとは思っています。そこで我々は全部ボールに行くことは出来ないかも知れないけれど、逆に言うと抑えるところはしっかり抑えてというイメージでゲームをしました。前線の選手は経験値もクロスに合わせる力もありますし、アンドレア選手は足が止まらずに四方八方に動いてチャンスメイクしますしね。前線の選手のクオリティは非常に高いと思います。ただ最終ラインはまだ統率がとれていないところが正直あると思います。そこを付け込む隙は我々にも少しあったかなと思います」

























良きことはカタツムリのように、ゆっくりと進む。
だから、自分のためでなく人々のために働く人は、いたずらに急がない。
なぜなら、人々が良きことを受け入れるには、
多くの時間が必要なことを知っているから。
しかし、機械に振り回される現代生活はせわしないものだ。
利己的な悪しきことには、翼が生えている。
家を建てるには、時間がかかるが、
それを破壊するのは、一瞬のことであるように。(マハトマ・ガンディー)


by hitsujiya-azumino | 2014-03-26 21:50 | 松本山雅J1への道