2012年 02月 20日
吉村昭にハマル
ちょっと前になりますが、松本に巨大な本屋さんがオープンしました。
その名は、丸善松本店。(おー。)
ボランティアに出かけた釜石で「三陸海岸大津波」を読んで以来、吉村昭にハマりまして、
彼の作品を読み続けています。
で、「破獄」というタイトルの文庫本を探しに
先週の水曜日に丸善へ行ってまいりました。
新潮文庫の「や」行の棚には、かの作家の背表紙がずらり。
数えてみたら、37作品が並んでいる。
家に帰ってから、はて、新潮文庫では彼の作品がいくつラインナップされているのかと思い、
たまたま持っていた「新潮文庫解説目録」を広げてみたところ、なんと、総数37。
つまり、松本の丸善書店に行けば、
新潮文庫から出ている吉村昭の作品すべてが手に入る状態になってるってこと。すげぇ。
【破獄あらすじ】
昭和11年青森刑務所脱獄。昭和17年秋田刑務所脱獄。昭和19年網走刑務所脱獄。昭和23年札幌刑務所脱獄。犯罪史上未曽有の4度の脱獄を実行した無期刑囚佐久間清太郎。その緻密な計画と大胆な行動力、超人的ともいえる手口を、戦中・戦後の混乱した時代背景に重ねて入念に追跡し、獄房で厳重な監視を受ける彼と、彼を閉じこめた男たちの息詰る闘いを描破した力編。読売文学賞受賞作。(文庫本の裏表紙より引用しました)
「破獄」は熊井啓監督(安曇野市出身)、渡辺謙主演により、クランクイン直前まで進んでいたのだそうです。
観たかったなー。